情報の送信側、受信側間の不要なタイムラグがなくなる
･ 正確性の向上
転記、二重入力が不要となるため、人的ミスがなくなる
2] 間接的効果
･ 業務効率化
事務作業の削減、正確性の向上による作業の削減から、業務が効率化される。
情報入手時期が早まることにより、資源の最適配分が可能になる。
･ コスト削減
事務作業の削減、正確性の向上、及び伝票･書類の廃止等により、コスト削減が図れる。
･ リードタイム削減
事務処理の削減、情報伝達の迅速化等により、港湾全体の物流に関するリードタイムが削減される。
･ 顧客サービスの向上
業務の効率化による経営資源(人的、資金、設備)の活用、及び情報の共有等により、顧客に対して付加価値の高いサービスの提供が可能になる。
･ 経営効率化
業務効率化、コスト削減等から経営の効率化が図れる。
情報の有功活用、取引き先との情報共有化等により、業務の抜本的改善を図ることができる。
(5) 次期Sea-NACCS導入による効果
Sea-NACCS導入による効果は下記の通り。
1) 総合的効果
1] 輸出入貨物に係る一連の税関手続き等をシステムで総合的に処理することによる業務処理の迅速化･効率化(貨物情報の相互利用による二重入力の排除)
2] 輸出入貨物に係る通関･物流情報の照会機能の充実
2) EDI化の効果
1] 各業界における貨物情報の共有化による二重入力(作業)の排除
･ 上流の入力データの利用(輸入:積荷目録情報、輸出:輸出貨物情報)による入力事務の省力化
･ 入力の省略による人為ミスの排除
2] ペーパーレスによる事務処理の効率化、省力化
