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進水式観光の目玉に  1998/12/9 愛媛新聞

本四連絡橋今治─尾道ルート(瀬戸内しまなみ海道)が開通する来年5月1日から約半年間実施される記念イベント「しまなみ海道'99」のうち、自主企画イベントとして今治造船(今治市、桧垣俊幸社長)が計画している新造船進水式の見学会リハーサルが8日、同市小浦町1丁目の同社工場であり、約百人が華々しい進水式の様子を見守った。進水式見学会は今治市波止浜湾沿岸に工場がある今治造船、新来島どっく、浅川造船、桧垣造船の4社が参加し、イベント期間中に計15回を計画。今治市や経済団体などが進めるファッションタウン構想でも産業観光イベントとして進水式見学会が盛り込まれ、今治地方の主要地場産業としての造船業PRも狙う。

8日に進水したのはパナマ船籍の貨物船で、約15,700トン。今治造船役員や発注者らが出席したほか、今治市幹部や今治商工会議所役員ら60人が招待され、新設された見学台から、新造船の命名、ロープの切断、船台を滑り降りての進水まで一連の経過をじっくりと見学した。同社担当者は「イベント期間中、今治造船は5回の見学会を予定しているが、どうやって工場まで来るかという問題がある。PR方法は今治市の広報などに相談し、1回の見学会で150〜200人が参加できるよう見学台も増やしたい」と話していた。今後、招待者から意見を聞いて参考にするほか、参加各社で連携などについて話し合うという。

「しまなみ海道'99」は愛媛、広島両県の実行委が主催。今治ルート沿いでコア、地域企画、自主企画の各イベントが展開され、総数は約千に上る見通し。主催者は600万人の観光客誘致を目指している。

 

 

 

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