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一方、製造事業所による舶用機器の生産額では、「舶用内燃機関」やその「部分品・付属品」など、エンジン関係のウェイトが大きい神戸の生産額が大きい。中国地区も同じような生産構成であるが、事業所数との関連で見ると、中国地区では神戸に比べて1事業所当たりの生産規模が小さいことが分かる。一方、九州や四国では相対的に「係船・荷役機械」、関東では「航海用機器」のウェイトが大きいのが特徴的である。

また、都道府県別には、兵庫県が全国の生産額の2割強を占めており、中国地区では、岡山県、広島県において比較的高い集積が見られる。

 

国内における地域別舶用機器生産額(1997年)

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(注)

1. 各事業所の業種は、当該事業所における生産額の最も多い業種によって分類している。

2. 「その他」とは、製造事業所であって、製造された製品が特定できない事業所。

3. 地域区分は地方運輸局等の管轄区域。

(資料)運輸省「舶用工業統計年報」(平成10年版)

 

都道府県別の舶用機器生産額(1997年)

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(資料)運輸省「舶用工業統計年報」(平成10年版)

 

 

 

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