(注)地域区分は各地方運輸局等の管轄区域(沖縄は九州に含む)。
(資料)「運輸省造船造機統計月報」
一方、修繕高では関東、中国、九州の3地域の金額が大きく、四国は建造量の水準に比べてあまり大きくない。関東は横浜港などの大型港に近いといった地理的条件もあって、整備・検査を行う船舶が多いものと思われる。国籍別に見ると、各地区とも日本船が大部分を占めているが、中国はそうした中で外国船の割合が比較的高いのが特徴的である。外国の船主からも、造船所の技術レベルや納期、価格などで高い評価を受けている状況が窺える。