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(Brider)

どうも有り難うございます。このセッションはもう閉会しなければいけないと言う事なので、パネリストの中でまだ短い事をおっしゃりたいという方が居ればお願いしたいと思うのですが、又皆さんの中で特にここでどうしても、という発言があれば受けたいと思います。如何ですか?

もし、無いという事であれば非常に短い私からのまとめをしたいと思います。これはまとめという事で短く申し上げます。我々の議論の今迄の総括という事です。その後より、この広い参加を仰ぐために我々専門家projectの参加者だけではなくて、もっと皆さん一般のための一般的なまとめ、総括というのをしたいと思っております。

今日の午後、我々が持った議論ですが、どう言ったこれからの協力を進めて行くかという事で、2つの事が非常に明りょうに出て来たと思います。先ず第一の点ですがこれは、はっきりと定義されたしかもうまく運営されたプロジェクトを作るという事です。つまり、プロジェクトを運営できるような形できちんと定義するという事です。もちろん1つ以上のプロジェクト間の相互交流というものが非常に重要だという事が指摘されました。

2番目にもう1つ人の問題です。成功というのは何と言ってもプロジェクトが最大の、この、科学者からの啓蒙あるいは最大のサービスというものが、この科学者に対して与えられなければなりません。やはり科学者だけでなく、科学だけでなくて、社会からの支援が必要だという事です。又、これに例を上げますと、科学者の管理これは言って見れば、沢山の子犬というものを、乳母車に載せている様です。乳母車の中では沢山の子犬を運ぼうとすると、ピョンピョンはねる、若い子犬であれば自分の好きな方にピョンと跳ぶ。実際に想像できない様な場所で、想像出来ないような臭いを嗅ぎつけて、ピョンと跳んでしまう子犬も居るに違いないと、そういう様な状況を思い浮かべる訳です。非常に、複雑な例を引いて通訳に申し訳ないと言うように思っていますけれども、この最大限の、よい人材と言うのを、こういう形でまとめて行くのが、いかに難しいか、という事の例として一言申しました。

ですから、ここで結論になりますけれども、一般的な点として申し上げたいのですが、又特にここで指摘したい点、特に日本のこの主催者に感謝したいと言う事は、このprojectのtimingは非常に重要であると言う事であります。この今回、1999年に行われたという事の重要性であります。この時期を考えますとカレンダー1999年という事で通常よりも深く、我々が現在住んでいる歴史の中の時代と言うものを考える時に来てるんではないかと思います。ですから通常よりも深く、どう言う100年であったのかという事を、今点検する、そして驚くべき科学技術というものが進歩した100年である。又、沢山のlife-styleがこの100年の間に起きたという事を考える訳です。又、保健面、あるいは長寿あるいは、人口とかいう面でも非常に大きな改善があった。人々はこれらの進歩の帰結、結果というものを考察している訳であります。その中には、自分自身のプレッシャーというものも生まれて来ているという事です。

これは余り誇張する必要はない訳です。まだ地球の人口能力の限界には来てませんが、色んな予測がなされた訳ですが、まだ限界には来ておりません。あるいは天然資源とか食糧とかエネルギーが、これで尽きるという事もありません。又、こういう事について随分恐ろしい予測が昔なされた訳ですが、しかし我々が重要視して居るのは、こう言う能力、あるいはこう言う資源というのは無尽蔵では無いと言う事です。ですから、これから1000年、あるいは100年であっても、こういうモノを大切にしなければ生存出来ないんだ、と言う事実であります。それからこの10年間で、自滅という事がありうるという事です。自己破壊と言うものがありうるという事です。色んな現在の福祉と言う事についても、色んな形で破壊がなされている訳です。又、文明がもしかしてこれから衰退して行くという事です。土地の利用が、あるいは生物圏とか大気圏とか海洋と言うものにストレスを与え過ぎるという結果、こういう事が起きるかも知れない。ですから、ここでじっくり考えて、やはりこの20世紀の後半というのはglobalな政治的なプロセスにも非常に大きな変動があったという事です。政府が和平を追求する。時としては、成功したりうまく行かない事もありますが、探求にも変化が生まれました。同じものに国が一緒になって、例えばEarth SummitのMeetingの中で、我々は将来の環境を守らなければいけない、と言う動きも生まれた訳です。

ここで非常に明確な、連帯感が生まれて来たという事です。この様な一般的な事実観を結ぶリンクが生まれて来た。そして今日ここでこの様なProjectを話し合うのも重要な一環ではないかという風に思います。

 

 

 

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