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ですから我々のscientific motivationそのものが少なかったと言う風に思います。で、それを考えるとですね、今ここに集まっている方は極めて重要な意義を持っていると思います。で、それではOD21という今非常に大きなprojectが走ろうとしていて、これを皆様の、我々が持っているscientific motivationはだんだん熟成してきた時に、このOD21のinitiativeもやはリーつの起爆剤、トリガーとして使ってこれを一つの大きなstructureに作っていこうと言う、そういう仕事が我々を待ち受けているんだろうと思います。で、先程ポール・ロビンソンさんや、マクレガーさんも言われましたけれども、structureをちゃんと作るという事は非常に重要と思います。しかしその時に一つ重要な点は、やはりEarth scienceは一つ一つ、やはり個人のqualityとか、そう言うとこに根差していて、だんだんsite surveyからですね、core sampling迄に非常にお金が掛かって来て、一つ一つやって行くには、個人の努力という事が、だんだん埋没しつつあります。ですからそういう大きなstructureの中にも個人のinitiativeや一人一人の努力と言うのが、ちゃんと生かせるように、あるいはちゃんとその隅々まで血液が流れるような、そういうinternationalな仕組みを作らなきゃならない。で、これも我々に課された非常に大きなchallengeだという風に思います。ですからこの機会を一つのstepに是非して頂きたいと言う風に思います。コメントです。

 

(Briden)

有り難うございました。

すいません、お名前を存じ上げませんので、御紹介お願いします。

 

(長沼)

広島大学の長沼と申します。私自身はPPGの代表としてこちらに来ているんですけれども、コメントが有ります。

私は微生物学に関してコメントが有ります。私は微生物学者として、微生物というのは非常に重要だと思います。ですけれども一つの掘削だけに固執する必要は無いと思うんですね。つまり、掘削するという時、地球の下というのはどこにも有るんです。海底でもありますし、陸上かもしれませんし、それから火星なんかにもある訳ですよね。だから場所にそんなにこだわる必要は無いと思うんです。そういった意味では、より近い協力関係、つまり既存の掘削プログラムのprojectの間の緊密な協力関係というのが必要なんじゃないかと思うんです。特別な標準化されたコアの収集方法というのは、無いですよね。微生物学に関して言えば、ですから皆さん方にお願いしたいのは、標準化した方法論というのを作って頂きたいのです。つまり微生物学的な観点から且つコアの収集の中での保存方法の標準化、収集保存の標準的なやり方という事ですね。ですから、既存の収集の方法を標準化して下さい。

 

(Briden)

面白いコメントをどうも有り難うございました。微生物学の最初から常に海底掘削のプロジェクトと関連する事が多かったんだと思いますが、でもその当時から何か幾つか問題が出てたという風に聞いています。で、主要の研究達もどういったprotocol(標準)を使うのが一番適切かという事が分からなかったという事なんですが、何かありますか?

 

(K. Moran)

そうですね、ODPに参加して下さってどうも有り難うございます。on Biosphereに関してはどうも有り難うございました。と言うのは、科学分野に於いても新しい科学的な努力をするという意味では、草の根的な活動というのが必要になるからです。これから先、さらに深層掘削であるとか、海底掘削であるとかやって行く上でこれは非常に重要になる訳です。これ以外にも様々な掘削プロジェクトがある時に参加されたい方々がいらっしゃれば是非参加して下さい。どんな支援でも手伝って下さる方にとっては、私達にとっては感謝いう事になる訳です。

ロビンソン先生がおっしゃっていた事に関してコメントさせて頂いていいですか。私の友人でありそれから同僚である、ロビンソンさんがコメントをおっしゃってました、ODPのディレクターとして、私はチョット反論しておかなければならない事があります。

 

 

 

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