プレートテクトニクス
地球の表層部がいくつかの硬い板(プレート)に分かれており、それらが相互に水平運動(球面上の回転)しているという考えに基づく理論。地震の起こる過程や大陸の離散・集合現象を説明する。プレート運動の原動力については
→プルームテクトニクス。
噴出防止装置
Blow Out Preventer(BOP)、石油、ガスの噴出を防止する装置。
掘り屑
地層を掘ることにより出た掘り屑(カッティングス)。
ライザー掘削では泥水により船上まで押し上げることにより、孔内に溜まることを防ぐ。
ホットスポット
マントル深部にある熱源から上昇する高温のプルームによって、地球表面上に火山活動が起こっている場所。プレートの移動により火山はこのプルームからはずれて活動を弱め、ついには死火山となる。(例)ハワイ諸島
ま行
マッドロギング
「泥水検層」。掘削時の循環泥水によって地上に運ばれてくる掘り屑や泥水中に含まれる地層内物質を分析することにより、掘削孔内の状況を調査する手法。
マルチセンサー・マルチパッカーシステム
掘削孔内にパッカーと呼ばれる水密の仕切りを多数設置して区画をつくり、外部の影響を遮断してそれぞれの区画を観測する方法。パッカーは鉄で補強されたゴム袋を膨張させる装置。
マントル
地球内部は表層から地殻、マントル、核の3つで構成される。マントルは上部マントルと下部マントルから成り地球体積の80%以上を占めている。
メタンハイドレート
メタンガスを主成分とするガスハイドレート。
日本近海には、天然ガス年間消費量の約100年分が埋蔵されていると試算されており、生産技術の開発が期待されている。