(2)掘削孔の崩壊(科学的掘削が困難な地層の存在) 多くの研究課題において、地殻のより深部まで掘削する必要性が求められていますが、掘削孔の崩壊によって掘削の続行やコアの回収等が困難となっています(これまでの深海掘削では海底下約2kmが限界:図13)。 (3)コア回収率の低下 一般に掘削深度が深くなるにつれて、掘削はできてもコアが粉々に崩れる割合が増えるなど回収率が低下し、まったく回収できないこともあります。
(2)掘削孔の崩壊(科学的掘削が困難な地層の存在)
多くの研究課題において、地殻のより深部まで掘削する必要性が求められていますが、掘削孔の崩壊によって掘削の続行やコアの回収等が困難となっています(これまでの深海掘削では海底下約2kmが限界:図13)。
(3)コア回収率の低下
一般に掘削深度が深くなるにつれて、掘削はできてもコアが粉々に崩れる割合が増えるなど回収率が低下し、まったく回収できないこともあります。
図13 従来型科学掘削の限界と深海地球ドリリング計画への期待
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