5-1-2. 網繰り作業
図5-10 オッタートロール125トン型 網繰り作業
要素動作コード:
1.「手を伸ばす」2.「運ぶ」3.「まわす」4.「圧して回す」5.「つかむ」6.「合わせる」7.「引っ張る(右手)」8.「引っ張る(左手)」9.「放つ」10.「引き放つ」11.「手待ち」12.「その他」
図5-11 網繰り作業
図5-12 網繰り作業

図5-13 かけまわし125トン型 網繰り作業
要素動作コード:
1.「手を伸ばす」2.「運ぶ」3.「まわす」4.「圧して回す」5.「つかむ」6.「合わせる」7.「引っ張る(右手)」8.「引っ張る(左手)」9.「放つ」10.「引き放つ」11.「手待ち」12.「その他」
オッタートロール漁法125トン型の揚網時に網繰りする作業の時系列の変化(図5-10)は「つかむ」→「放つ」の繰り返し作業が、1秒/サイクルで行われていた。要素動作(図5-11)では、網を「つかみ」、「強く引き」、「放つ」、「引き放つ」の頻度が多かった。作業姿勢(図5-12)では、立位が100%であった。
かけまわし漁法125トン型の網繰りする作業の時系列の変化(図5-13)は、「つかむ」→「放つ」の繰り返し作業がはじめは0.8秒/サイクルで行われて、5秒の手待ちの後、1.6秒/サイクルで作業を行い、2秒の手待ちの後1.4秒/サイクルで作業を行っていた。図5-11の要素動作では「引っ張る」、「放つ」と「手待ち」が多く見られた。作業姿勢では「前傾(30°未満)」が90%であった。