日本財団 図書館


高速性能だけでなく下記のCriteriaにより、一般的なPCとMAXPCIとどちらがより目的に合致しているか検討しているとのこと。

 

(1) 画像の素子数:1k*1k以上

(2) 単位時間に処理する画像数;毎秒25Mpixel以上

(3) 最少精度;8bit以上

(4) 処理技術の適用数;並行に1つ以上

 

実際には、これらの総体で決まるのだが、上記はあくまでも目安である。

同社は全世界に展開しているが、社員は100人で特殊技術で生きる一つの典型的な形である。

 

8.1.2 Carnegie Mellon大学訪問

訪問日:平成10年9月2日(水)

訪問者:

Professor Dr.Takeo Kanade;Director,The Robotics Institute

Visiting Scientist:Dr.Hideo Saito

Sr.Systems Scientist:Dr.Hagen Schempf

 

Computer Visionの分野で最先端を行っている金出教授から、彼も参加しているK2T(K、square2,Tと読む)という会社から発売しているレーザーを用いたComputer Vision装置の紹介があった。本装置は、空中の構造物の映像からある点からの距離を求め、Texture Mapping等により3次元の画像を得ようというものである。

(ホームページURL:http://www.k2t.com/techspec.htm)

(製品の説明を添付資料8-2-1〜3に示す(ホームページ資料より抜粋))

 

また、動くPlatformからの計測値の精度を上げる方法の一つを紹介された。

100,000回計測値を重ね合わせることにより、真の値を得ようとするもの。

調査ユニットの要求精度によっては、本文献は使える。

(参考文献:Hans P.Moravec"Sensor Fusion in Certainty Grids for Mobile Robotics")

 

Video Camera(複数)の情報をComputerに取り込み、これをVisionとして構築することにより、任意の視点からの画像をDisplay上に表示できるVirtualized Reality(Virtual Realityの逆)の研究過程を見学した。

(ホームページURL:http://www.cs.cmu.edu/~VirtualizedR/)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION