4.1.5.2 水中レーザーテレビ
港湾内は、浮遊物等が多く、透明度が悪いことが予想される。また、災害後の港湾施設の水中部を視認する場合も同様に、細かい土砂などにより通常カメラでは視認状況が悪いことが予想される。そこで、通常の水中カメラと併用する形で水中レーザーテレビを使用する事が考えられる。
水中レーザーテレビは、パルスレーザーと高速のレンジゲートを用いることによって、濁水中でも対象物の確認を容易にするシステムである。
カメラ部とシステム制御・表示部からなり、両者は制御・動力線、光ファイバーによって接続される。
現在、開発が完了し、プロトタイプ機が稼働しており、小型ROVに搭載可能である。
4.1.5.3 水中構造物検査装置
平常時の検査には、水中構造物検査装置の採用が必要である。