次の2]の写真を見てください。これが中の様子です。この写真だとあまりよくわからないかもしれませんが、実は、一番奥が電光掲示板になっています。この掲示板、2]の写真からはよくわからないかもしれませんが、ホワイトボードの4倍以上の電光掲示板です。電光掲示板に、例えば40歳までで一般事務職、賃金はいくらというふうに出ます。それを見て、我はと思う人が右側のカウンターで応募していくという形になっています。
3]の写真。この種のカウンター、すべて後ろにコンピュータが設置されています。非常に近代的なシステムを持っています。この写真が、ちょうど再職業サービスの窓口ですね。このカウンターで失業労働者の証明書を発行しています。それから、リストラされた労働者に対して職業を紹介します。さらに、そのほか、優遇政策に必要な登記を行いますと窓口のガラスに書いてあります。以上の1]〜3]が瀋陽市再就職センターの写真です。以上が、非常に近代的な市の中心にあるセンターです。遼寧省全体で1,000以上ある職業紹介所の中で、瀋陽市の中では中心になる機関です。
では次に同じく38頁の左側の4]〜6]の写真をご覧ください。中央に人がたくさんいるのがおわかりになると思いますが、これはデモではありません。4]の真中あたりに、臨工市場と書いた看板があります。臨時工のマーケットです。日雇い労働者が仕事を探すところです。次の5]の写真をご覧ください。ここは、実は公園で、急遽、開設された臨時工市場となっています。中央の木立の下に人がたくさんいます。この中に入場料を払って入り、仕事が欲しい人はここで待つ。労働者が欲しい人は、この中に入ってきて、自分で直接交渉してつれていくという形になっています。奥のほうにも人がたくさんいますが、ここでは炊き出しをやっています。10元ぐらいで、非常に栄養価の高いものが食べられるようになっています。
6]の写真は、5]の写真の反対側から見たところです。中はこんな様子になっています。中央に出ている看板ですが、水や電気配管の工事、それから水、暖房、それから煉瓦工、こっちは電気の修繕ですね。こんなことができますよという看板を、それぞれ一人一人が持っています。この写真では、フェンスにかけていますが、普通は首にかけています。木か紙でつくったものを首にかけていまして、それを見て、この人が欲しいということになると、そこで直接交渉する形になっています。例えば6]の左側の男性をご覧いただきたいのですが、これは、ちょっとにやにやしていますから雇い主かどうかわかりませんが、こんな形で交渉するわけです。ここで、何か人が必要そうだなという顔をしてい