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表4.1-4 EPA提案FIPsにおける船舶NOx規制(排出課金)の段階制

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(3)神奈川県条例

第25条(船舶からの排煙の排出の制限)

3000トン以上の船舶については、横浜、川崎において、リンゲルマン濃度1以上の排煙を大気中に放出してはならない。

*リンゲルマン指数は、白紙上に黒い部分が全体の0、20、40、60、80、100%となるような格子状のリンゲルマン黒線図を事前に作成し、現場での排煙の濃さとを目視比較して0〜5度までの6階級に分類しようというものである

(4)スイス(ボーデン湖)

スイスのボーデン湖では、1993年から、水道水用水源の確保を目的として、航行する船舶に対して排気規制が実施されている。The Motor Shipの記事(Exhaust controls await international law,Mar,1993)によれば、二次規制まで既に実施された模様である。

NOxについては200HPまで単一の規制値となっており、メーカー側ではガソリンエンジンへの転換などで対応している。

 

表4.1-5 ボーデン湖舶用エンジン排気規制

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NA;自然吸気

TC;ターボ付き

BSZ;ボッシュインデックス

 

 

 

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