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横断的手法による21世紀の海洋利用技術創出に関する調査研究事業報告書

 事業名 横断的手法による21世紀の海洋利用技術創出に関する調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


第3章 海洋分野における技術開発の現状と課題

 

3.1 はじめに

海洋に対する期待が高い分野に対して、前章の図2.1-1に基づいて、国内の研究開発の取り組みの現状と動向について整理した。ここでは、「横断的」な海洋開発とは何かを主題として、「所管省庁間」、「中央-地方」、「海洋-先端技術」などの切り口で、現状における海洋開発の動向を分析し、その課題点を明らかにした。

 

3.2 海洋利用分野毎にみた技術開発の現状と課題

 

3.2.1 解析方針

 

(1) 検討方法とフロー

我が国の海洋利用分野毎にみた技術開発の現状と課題をとりまとめる際の、検討方法とフローを以下に示す。ここでは、各省庁別に代表的な技術開発プロジェクトをリストアップし、その特性を評価することにより、横断的にみた技術開発プロジェクトの課題点を抽出することに視点を置いた。

はじめに、各省庁の代表的なプロジェクトのリストアップを行った。リストアップの選定基準については、以下の点に留意した。

 

1] 国の研究開発プロジェクトとして明確に位置づけられている。

2] 一定の予算を得て継続的に研究開発が行われている。

3] 船舶などの大型インフラを用いている。

 

次に、これらのリストアップした海洋関連プロジェクトについて、特性評価を行った。その際の評価項目としては、担当機関(体制)、期間、予算、研究対象等の一次的な情報に加えて、横断的にみた各省庁の特性、分野別にみたプロジェクト内容の特性を加味して取り上げた。これらの解析結果を踏まえて、最終的に、我が国の技術開発プロジェクトの抜けおよび課題点を抽出した。図3.2-1に検討方法とフローを示した。

 

 

 

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更新日: 2023年3月18日

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