4] この貴重な体験を糧として、何ごとにも積極的にチャレンジしていきたいと思います。
○ 畠中 美紀(二四歳)
熊本市消防局(九州) 勤続六年
1] 署内で選考され、出場させていただきました。
2] 男性と女性が互いに足りない部分を補い合い、協力し合ってより良い救急活動ができればいいなと思うこと。
3] 大変貴重な経験をすることができたと思います。今は、肩の荷がおりたようでホッとしています。
4] 署大会から始まり、約半年間、協力し、支えていただいた周囲の方への感謝の気持ちを忘れずに、今後頑張っていきたいと思います。
自治体消防五〇年記念 国際消防防災展'98in東京
六月四日から七日まで、東京都江東区有明にある東京ビッグサイトにおいて、国際消防防災展'98in東京(主催 自治省消防庁、東京消防庁、(社)東京国際見本市協会)が盛大に開催された。
会場へは、新交通"ゆりかもめ"や水上バス等を利用し、消防関係者をはじめ各方面の方々や家族連れなど約二三万人が来場し、連日熱気に満ちあふれていた。
展示ホールでは、自治体消防五〇年を記念して全国都道府県、政令市等により共同制作されたハイビジョン映像「Yes, I Will-災害に強い安全なまちづくり-」が、三〇〇インチ大型スクリーンで上映され、迫力ある映像は一人ひとりが防災の担い手となることを強く訴えた。また、消防の歴史・未来の消防や消防行政展示コーナーでは、一般の方々にも分かりやすく展示されており、来場者は熱心に見学していた。企業・団体出展ゾーンにおいては、一五か国二六〇社の出展があり、国内外の消防防災関係者の参加を得て、開発された最新の消防防災機器・システムなどを展示し、製品の広報と技術の交流を図り、来場者からも多くの質問等が投げかけられた。
屋外展示場では、ポンプ車・梯子車・救急車や最新の消防機器が展示され、体験乗車や機器の取扱説明が行われ、梯子車には四日間で約四、〇〇〇人が体験乗車した。また、東京消防庁による救助・救急演技が実施され、洗練された技術・体力に観衆からは大きな拍手が送られた。こうして、四日間に及んだ防災展は、防火防災意識の高揚に寄与し、幕を閉じた。