っぱいでした。そんな私の不安をよそに子供は幼稚園の準備で制服とかカバンとか見て幼稚園への期待感がいっぱいで楽しそうでした。入園してみると三年保育で年少の段階から入ったんですけど、体が小さかったから、先生の方からかわいい、かわいいとまるで赤ちゃん扱いでしたので、それがかえってよかったのか、すごく先生方になれていきました。そして吃音のほうも少しずつ目立たなくなっていきました。
ガミガミ叱っている自分
こうなっていくと今度は、私の性格が災いして、何でそんなことができないのかと、とにかく今までの遅れを取り戻したいという要求、もっと活発に生活して欲しいという気持ちでカアァッとなっていたものですから、ガミガミ言わない日はないといううるさい母親でした。ある日ふと思いました。なぜ、ガミガミ叱っているのか、結局自分がこうして欲しいと思うことがそのとおりにならないから叱っていることに気付き、それに怒ってばかりいる自分にも少々つかれてきました。本当に眉間にしわが入り楽しい顔してないんですね。最初にこの子がうちに来て、どんなに嬉しかったか忘れていたようでした。そこで自分に納得させる怒らない解決法を見つけたんです。皆さん