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(2本指を入れてました)、片手で耳たぶをもみながら「お母さん」といってひざにすわりました。バスの中で、指しゃぶりをしながら、球磨川を「うみ」「うみ」と言って寝てしまいました。

抱いてバスから降ろして、連れて帰りました。その日は、おいっ子といっしょに、鹿児島へ行く予定でしたので、そのまま車に乗せて出発したところ、高速のサービスエリアで灰皿に捨ててあったガムをとって食べたり、大人用のスパゲッティを一皿ペロリと食べたり、水をコップ2杯も飲んだり、ただ驚くことばかりでした。

途中で、おいっこが気分が悪くて、止まってた時に、蟻を見て「ありは、お母さんを捜しているのかなあ。」って言ったので、この子は母親を求めているのかなあと、胸が痛くなりました。

その時は4才でした。鹿児島へは、私と主人とおいっこ二人とゆうきで行きました。

次の日は、朝から、おねしょはするし、ウンチもたくさんもらして、大変な思いをして洗いました。

その後、主人とおいっことゆうきと海へ、魚つりにいったら、ちょっと目を離すと、

 

 

 

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