猫を追いかけて、行方不明になったり、必死で捜しまわると、他のおじさんと話してたりで風船のような子でした。
次の日、帰りの車の中で、私のひざの上でぐっすりと寝てて、急にジャーとおしっこをもらしてしまったので、海岸道路で、バスタオルを巻いて、道で、私もゆうきも着替えをしました。
その夜、花火を見に近くの堤防へ連れて行くと、月を見て、「あの月も、お母さんを、捜しているのかなあ。」って、また、言っていました。お盆も終わり、ナザレ園へ送っていくと、近くに来ると、「あっお家だ。お家だ。」と、とびあがって、喜ぶので、何かがっかりしました。お正月に、預かった子は、泣いて、別れを惜しんでくれたのに何て情のない子なんだろうと思いました。
それから、一週間後、ナザレ園の子供達がキャンプに来ました。その時、手伝いにいったら、私の顔を見るより早く「あっお母さんだ。」と大きな声で叫ぶんです。そして、近くの保母さんに、「あれは、お母さんだ」と話しています。そして、私のそばをずーっと離れずに、ついてまわって「今日は、ベル(犬)の家へ帰るの」って、