日本財団 図書館


平成9年6月1日

熊本県里親協議会

 

21世紀へ向けての里親像を求めて

高齢化社会と少子化傾向の中で、次の世代を支える児童の健全育成がさけばれる所で、特に家庭に恵まれない子供を社会人として育て上げる里親制度にその比重が期待されており、里親は制度の一層の普及徹底と、新規里親の開拓と未委託里親への委託促進を進める反面、里親の養育知識、技術の向上を計り地域福祉の中の里親として里親同志の交流を計りつつ、充分な活動が出来るよう昨年1年間「里親制度充実の為の試案」に基づき各会合で検討を重ね、実現に向って下記の通り取り組むよう進めております。

 

 

1. 末端まで活動が出来るよう県下3地区に分け「県北地区里親会」「県央地区里親会」「県南地区里親会」としその責任者は正副会長が担当(相互の連携を深め活動する)

2. 関係行政機関の指導助言を戴きつつ各福祉団体(特に児童関係)の研修等に参加戴き交流を深め、みんなで児童福祉の向上につとめている。

3. 各地区里親会は、その地域の市町村との連帯を取りつつ、各ブロック毎の会合を開き親睦を深める中で、意志の疎通を計り、語り合える場を作る。

4. 身近な地域社会内の子供の実態にも目を向け、実態を把握し、養育支援ボランティア活動を進める。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION