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ところが平成9年4月父が病気のため亡くなり、現在は、母、光司君、祖母の3人で生活されています。今回改めて原稿を依頼し、現在の思いを書いていただきました。)

長い夏休みが済みました。光司(小学一年生)にも家族にも初めての経験。ふだんあまりかまってやれないので、『さあー、この夏休み、どのように過ごそうか。あれもこれもいろいろ楽しく遊んで』と思っているうちに、ダラダラと終わった感じてした。光司は朝から寝るまで「おばあちゃん、お母さん」の大安売り。そして祖母と私は「勉強しなさい、こうしなさい」と追い回す。とてもにぎやかな毎日でした。町内の子供会のキャンプや、友達の家族と温泉旅行にも出かけて、楽しい思い出も出来ました。ただ、主人が一緒に行っていたら、また違った思い出になっていたのではと残念です。

主人の思い出ばなし。祖母と私が涙ぐむと、光司は「おばあちゃん、お母さん、泣いていると弱虫になるよ。僕は男の子だから、もう泣かないよ、僕の心の中には、いつもお父さんがいるんだから、だいじょうぶ。」と言ってくれ、大人の私達の方が慰

 

 

 

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