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1. 「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について(エンゼルプラン)」(平成6年12月16日厚生・文部・労働・建設4大臣合意)の概要

(策定のねらい)

共働き世帯の増大、核家族化の進行等に対応し、厚生・文部・労働・建設4大臣合意の下、

(1) 社会全体の子育てに対する気運を醸成し、企業・職場、地域社会などの子育て支援の取組みを推進する。

(2) 文部省、厚生省、労働省、建設省は、今後10年間における子育て支援施策の基本方向と重点施策を定め、その総合的・計画的推進を図る。

(3) 地方公共団体における計画的な子育て支援策の推進を図るなど地域の特性に応じた施策の推進のための基盤整傭を図る。

(今後の施策の基本的視点)

(1) 安心して出産や育児ができる環境づくり

(2) 家庭における子育てを基本とした「子育て支援社会」づくり

(3) 子育て支援策における「子どもの利益」の尊重

     (基本的方向)                   (重点施策)

1] 子育てと仕事の両立支援            →育児休業給付の実施など多様な保育サービスの充実など

2] 家庭における子育て支援           →地域子育て支援センターの大幅拡充など

                              母子保健医療体制の充実など

3] 子育てのための住宅及び生活環境の実現 →ゆとりある住宅の整備など

4] ゆとりある教育の実現と健全育成       →教育内容・方法の改善など

5] 子育てコストの軽減                →育英奨学事業の充実など

 

 

 

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