〇年前後も生きるのです。高齢者にはもっと元気になってもらいたいですね。介護をする方も大変です。他人を介護し続けたあと、自分が介護されて一生を終えるのはかわいそうです。介護者にも自分の人生があります。
若者は純粋ですから、高齢者から喜びの言葉をもらうと「一日の疲れが取れる」と言います。ある特別養護老人ホームに勤める女性の介護士と話したら「仕事と割り切っているからつらくない」そうです。しかし自分の実母の介護はしたくないなと言いました。親子だとののしり合いになってしまいます。一人ひとりの老人の背後には家族、血縁があり、悲しい事件もよく起こっています。いかに介護がつらいかということです。