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特集 介護保険制度を考える

 

 

近づく介護支援専門員実務研修受講試験

市民団体が公開質問会を開いて利用者の選択権確保をめざす

(取材・構成/編集部)

 

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書店には試験のための「介護支援専門員コーナー」も設けられた。(三省堂書店神田本店にて)

 

介護支援専門員

ケアマネージャー、ケアプランナーなどともいわれる。介護サービスが必要と認められた人に対して、どの位の頻度で組み合わせるかなどを中心に、本人や家族からの相談に応じ、適切なサービス事業者等との連絡調整などを行う。介護保険の適用サービスだけでなく、地域のボランティア組織の活力も含めた総合的なマネジメントをぜひ期待したいものだ。

 

厚生省担当官を交えての公開質問会

介護支援専門員(ケアマネージャー)の実務研修を受けるための試験が九月二〇日を皮切りに全国でスタートするが、その受験資格をめぐってさまざまな憶測が飛びかっている。それはなぜか?民間非営利・営利を含むさまざまな活動分野の人々が、介護支援専門員の資格を有することが、結果として、利用者の自己決定権や選択権を守ることになるはずだ

 

 

 

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