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さわやか談義

 

 

いつでも、どこでも望む人すべてに必要な看護をしてあげたい、そう思って在宅看護の道に入りました。

 

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村松静子さん 在宅看護研究センター代表・日本在宅看護システム株式会社代表取締役・開業ナース・臨床心理士

(プロフィール)秋田県生まれ。日本赤十字社医療センターlCU看護婦長、日本赤十字中央女子短期大学講師などを経て、83年にボランティア訪問看護チーム「在宅ケア保障会」を結成。86年に有限会社在宅看護研究センター、92年には同センターの収益部門を会社組織にし、看護婦集団の日本在宅看護システム株式会社を設立。近著は『在宅看護への道〜起業家ナースの挑戦』(医学書院)。

 

「買っていただける看護に挑戦してみたい」-。大胆な志を胸に、ICU(集中治療室)という病院の高度医療の現場から在宅看護の道へ足を踏み入れた村松静子さん。介護保険のサービスメニューにも挙げられている訪問看護を「開業ナース」としてすでに一〇年以上実践し、価値ある看護とは何かを常に追求している。そんな村松さんに、れからの在宅福祉のあり方について語っていただいた。(インタビュアーは尾崎雄)

 

村松さんは「買っていただける看護」をライフワークにされています。なぜ「買っていただく」という発想なのか、まずその理由を聞かせてください。

訪問看護をはじめたきっかけは、

 

 

 

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