日本財団 図書館


急に福祉、福祉って言い出して、「さわやか財団」というのを始めた検察キャリアのおじさんね。仮設100世帯に1個の割合でふれあいセンターという集会場が作られてるんだけど、1個当たり200万円、国と県から運営補助金が下りるわけ。と、そこに自分たちの息のかかった専従ボランティアを送り込む。10カ所やってれば2000万、1000カ所やったら2億の予算だから、その中の幾らかは、1000万ぐらいは上がっていっちゃう。そういう疑惑ね。だから福祉福祉といっても土建と同じ。しかも一回予算がつけば、福祉の枠には誰も文句を言わない。仮設は今年の8月に閉鎖するとか言ってて、まあ閉鎖できないと思うけど、そしたら今度は復興公営住宅の方にふれあいセンターをつくるろうと言い出すんだね。永久に儲かっちゃう。

浅田 収賄で捕まった岡光元厚生省次官のゴールド・プランと同じだね。

 

また、当方が会員からの通報により上記発言を知り、調査をはじめたところ、同誌7月号に上記発言を撤回する旨の田中氏の発言が掲載されたが、その内容は次のとおり。

 

田中 (前略)連合系の落選地元議員と密接な関係を構築して、彼らを有給ボランティアとして仮設住宅に送り込んでいる堀田力が率いるさわやか福祉財団は、なのに今回の公的支援では動きが皆無に近かった。4月号で述べた、仮設住宅のふれあいセンター活動資金の上納疑惑は、はっきりとした裏が取れないので、今日ここで撤回して謝っておくけれど、真っ当なボランティアの間で評判が悪いことは確かだよ(後略)

 

「ふれあいセンター」の上納疑惑について当財団が潔白であることは無論ですが、この噂の背景に何があるのか、「ふれあいセンター」の運営、行政の支援のあり方も含めて、健全な市民活動と行政支援のあり方を問題提起するために、当財団では現地調査を開始しました。その詳細も追って、本誌等でご報告いたします

 

 

投稿募集

 

 

一人で心にしまわずに、世の中に向かってさぁ、言おう!

 

月刊『さぁ、言おう』は、"新しいふれあい社会"をみんなで考えるための情報誌です。

● 「制度・施設」について

● 「生き方」について

その他『さぁ、言おう』内で取り上げた記事テーマに対するご意見・ご感想、体験談、エピソードなどを随時募集しています。

<送り先>

〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8日本女子会館4階 財団法人さわやか福祉財団 『さぁ、言おう』編集部宛

*便利な添付の投稿ハガキ、投稿用箋もご利用ください。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION