テレビは短時間のうちに世界中の情報をもたらしてくれる便利な機械なのですが、どうしても実体験のない、しかも受身の情報だけになってしまう点と、家族間の対話が減ってしまうことがマイナスです。
そこで
1. 見たい番組が終わったら電源を抜く
2. 食事中はテレビを消す
3. 大人も一緒にテレビを見ながら会話を楽しむ
などを心がけたいものです。
(51) 子どもの小遣い
幼児にはお小遣いは不必要なものだと思います。育つ家庭によって考え方は多少違うのでしようが、幼児がお金を握って買い喰いをするようなことは避けたいものです。しかしなから大半の子どもは5歳ぐらいになると、お金に対し強い関心を示すようになります。遊びの中での「売り買いごっこ」は大好きで、そのやりとりを見ているとお金の役割をかなり理解していることがわかります。
ですから子どもがお小遣いを欲しがったら、大人が必ず一緒に行き、品物の選び方、買う際のマナーなどをやって見せながら教えておきましょう。
またお金の大切さや、大人が懸命に働いたことへの対価としてお金が手に入ることも、忘れずに話して聞かせましょう。
それから、お金の管理はきちんとしておき、子どもの眼に触れる所に財布を置いたり、たとえ1円玉でもそこらに散らしておくようなことはしてはならないことです。