(45) うそつき
良い事悪い事の区別を子どもに身に付けてほしいと願う大人ですが、子どもの嘘は一概に悪いと決められない事もあります。
自分の世界を楽しんで現実と区別がつかなくなったり、持っていないのに欲しいからっていると言ったり、言葉で説明できなくて嘘と自分でもわかっていても大人に詰問されたとき、言ったら叱られる、親が認めてくれないなど、秘密のあるときなどにうそをつきます。
子どもの心にどこまで大人は踏み込んでいけるでしようか。しつこく問い詰められたり、叱られるから嘘をつくことにもなります。嘘をついて心を痛めるのは子ども自身でしょう。
大人は冷静に内容を見極めること、そしてきちんとした対応が必要な時もあります。
大人に愛され、認められている子どもはしっかりと信じてもらえる行動を取れるものです。大人を信じていない子どもには、失敗や過ちを子どもと共に乗り越えてくれる大人の存在が必要です。
(46) 盗み
スーパーで買い物をしている時、いつの間にか子どもがチョコレート等を持ち、離さないので驚くお母さんも多いでしよう。「お姉さんにお金を払うまで待ってね」それでも食べたくて待てない時には、それだけ先にレジを済ませることになります。