(44) 反抗的
2歳から3歳位に現れる行動は、自分でしたい、大人のいいなりにはなりたくないという発達上のものです。挑戦する心、自立への第一歩を大切に関わっていきたいものです。
子どもなりに考えて判断し、自分の思うように言ったり、行動に移したいのに、「ダメ」「もっとこうしなさい」と禁止や命令で妨げたりしているといつか不平や不満が強くなり、外に爆発したり、反抗的な行動や言葉になってしまいます。
静かに子どもの思いを聞き、わかってあげると満足できる時もあります。なぜ行動させられないか、大人の気持ちや考えを具体的に伝え、子どもも見通しを持てると素直になります。いくつかの解決案を出して子どもに選択させるのも子どもが納得のいく方法です。
子どもが反発してしまう心を知り、子どもも大人の考えを知ったり、自分の考えや行動を周りの人に伝え、理解し、協力してもらえる経験をするのは大切なことです。