(40) 友だちが少ない
子どもたちの遊びの中で仲間と一緒の子、だれかを頼りにして一緒にいたり、一人で黙々と遊ぶ子とそれぞれが思い思いに日々遊びを楽しんでいます。人の話を聞いたり、自分の思いも通しながら遊ぶなかで喧嘩したり、一緒にしたり、さまざまな心の交流を積み重ねながら友達と遊ぶ方法や、友達の思いや存在を知って、友達関係が広まっていくのです。
少ない友達でも助けたり助けられたり様々な経験や心の葛藤も多いかも知れませんし、大勢に囲まれていても心の活動はうすいかも知れません。
同年齢の子との遊びや、いろいろな人と触れ合う遊びの機会が少なくありませんか。
幼児期には友達の数より、友達と夢中になって遊ぶことが大切です。子どもの遊びの原動力は情緒の安定、『心の基地』を持っていることです。
引っ込み思案や内気、情緒不安定、自己中心的になりがちな子との遊びは、楽しめなかったり続かないし、友達もちかづき難くなってしまうでしょう。
(41) 他の子に乱暴をする
突き飛ばされて転び大声で泣きじゃくる子をみて驚き、表情を変えて動けなくなる、泣き出す、また隠れながらも様子をじっと窺う、ニヤニヤしたりなどと精一杯何かを感じ、表現している子どもたちです。
泣くことがわかっていて、遊びや発散方法の一つになってしまっている時にはきちんとした関わりが必要な時です。