日本財団 図書館


(26) おむつがとれない

排泄の自立は個人差があります。昼間おむつがとれるようになるのは2歳ごろですが、子どもによっては3歳ごろまでおむつをしていることもあります。

満1歳を過ぎると素振りで排尿や排便をしたそうだと気づくようになります。そんなときにおまるやトイレに座らせてみましょう。くり返しているうちに、だんだんタイミングが合ってきます。

おむつがとれるようになるまでには、時間がかかり、失敗することもたびたびです。失敗したときには、叱らずにやさしく接してあげましよう。

また、おむつをしたままいきみ、排便しそうな気配がしたときは、あわてず、騒がずにそっとパンツやおむつをおろして、おまるやトイレに座らせます。騒いで驚かせないでください。

他の子と比べず、あせらず、急がずに赤ちゃんの様子をよく見て、手助けします。

 

(27) おねしょ

3歳を過ぎれば、だいたいの子は昼間なら排尿や排便を教えることができるようになります。しかし、夜間にはまだおむつの必要な子が多いものです。

夜のおむつは、実は練習やしつけで取れるものではなく、子どもの生理的な発育が整うと自然に取れていくのです。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION