(22) ご飯をあまり食べない
おいしい食べ物が溢れている時代です。おかずをたらふく食べたうえに、ご飯もたっぷり食べなさいというのでは食べすぎになる心配さえ出てきます。
基本的には、主食、主菜、副菜をまんべんなく食べていれば、健康には十分なのですから、その子が1日に食べている物と量とを調べて、片寄った食べ方をなくすことではないでしょうか。
また、おやつを食べすぎたり、おやつの時間が決まってなく、頻繁につまみ食いをしていないでしようか。幼児になると、冷蔵庫から牛乳やジュースを自分で出して飲んだり、お菓子のあり場所もわかり、たびたび要求することも考えられます。
食事量を気にするあまり、あれこれと手出し口出しが多くなっては、いよいよ子どもの気持ちが食事から離れていきます。食卓が子どもにとって苦痛な場所にならないよう、気持ちを楽にしてあげましょう。
(23) おやつの与え方
幼児は体が小さい割に、多くの栄養が必要です。しかし、おとなのように1日3回の食事だけでは必要量を取りきることができませんので、食事以外に1回か2回の間食が必要です。