(1) 地上評価装置
地上評価装置は汎用のパソコンをベースとし、一般的なユーザインタフェース機器であるディスプレイ、キーボード、マウス、プリンタ、アラーム用のスピーカ、大容量記憶装置であるHDD、CD-ROM、これらに加え空地データリンク用の通信I/Fボード、LAN接続のためのLAN I/Fボードにより構成される。
地上評価装置はNTTの3.4kHz専用回線でJDLCに接続され、NTTのパケット通信網(DDX-P)を介し、任意のRGSを経由して航空機当てにデータを送信できる。またLANで接続されたMICOS端末とファイルを共有することで航空機に提供するための気象情報データをリアルタイムで入手することが可能である。図5-16に地上評価装置の構成を示す。