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5.3.2 評価試験のシステム構成

評価試験に使用する試作評価システムは、地上オペレータ室に設置される地上評価装置と試験用ヘリコプタに搭載される機上評価装置からなる。

地上評価装置はデータリンクサービスプロバイダ(アビコム・ジャパン)のホストコンピュータ(JDLC: Japan data Link Computer)に専用線で接続され、地上/機上評価装置間で全国48局1のRGS(Remote Ground Station)を利用した空地データリンクが可能である。

また地上評価装置は気象情報サービスプロバイダ(日本気象協会)の提供するMICOS端末とLANで接続され機上評価装置に提供する気象情報をリアルタイムで入手することが可能である。以下に地上/機上評価装置の概要を示す。また図5-15に試作評価システムのネットワーク系統図を示す。

 

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図5-15 試作評価システムのネットワーク系統図

 

1 平成10年3月時点。

 

 

 

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