日本財団 図書館


3.DCEは、DTEによるそのプロトコル運用においてこの誤り状態を検出するため、誤りのあるパケットは絶対にXDCEに「到達する」ことはないと言える。注2も参照のこと。

4.表の各項目は次のように定義されている。A:取られる措置、S:入る状態、D:この措置の結果として生成されるパケット内で使用する診断コード、DISCARD:受信したパケットをXNIバッファからクリアする必要があることを示す。INVALID:パケットと状態の組合せができないことを示す。

5.表項目「A=NORMAL」の下の括孤内の数字は、受信したパケットに通常の処理を行うために取る措置を定義する項の本書中での項番号である。項番号が参照されていない場合は、通常の処理方法を表項目中に定義とている。

 

表I.11-18 ADCE(GDCΕ)割込み転送状態に及ぼすDCEの影響

286-1.gif

 

286-2.gif

 

注)

1.XDCEは、必ずしもDTE/DCEインタフェースと同じ状態とは限らない。

2.これは、すべてのDTE/DCE処理が行われた後、DCE経由で受信したDTEパケットである。DTE/DCEインタフェース(例えば、RR、RNR及び有効であれば除外等)に対してローカルな手続きは、直接XDCEに影響することはない。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION