日本財団 図書館


注2)ANIは、いつどんな時でも複数の地上DTEとコンタクトを取ることができる。すべての地上DTEは、1〜3の値域内の一時的チャネル番号を使用する。

 

1.5.1.1.3 ANIは、すべてのSVCに(0〜15の値域内の)永久的チャネル番号を割当て、かつ、その割当てた番号を、ANIからのCALL REQUESTまたはANIパケットからのCALL ACCEPTに含めることによってGNIに通知しなければならない。これらのチャネル番号の対応を定義するため、一時的チャネル番号も永久的チャネル番号とともにANIからのCALL ACCEPTに含むものとする。同じ一時的チャネル番号を含むCALL REQUESTを同一の地上DTEから受取るまで、ANIはSVCの一時チャネルと永久チャネルとの対応付けを継続して行うものとする。ANIからのCLEAR REQUEST、GNIからのCLEAR REQUESTまたはANIパケットからのCLEAR CONFIRMATION内にあるゼロの一時的チャネル番号は、永久的チャネル番号を使用することを示すものとする。これらのパケット内のノンゼロの一時的チャネル番号は、その一時的チャネル番号を使用して永久的チャネル番号の方は無視しなければならないということを示す。

 

I.5.1.1.4 DTE/DCEインタフェースに使用したチャネル番号及びADCE/GDCEインタフェースに使用したチャネル番号は、それぞれ個別に割当てるものとする。インターネット・ワーキング・プロセスは、DTE/DCEチャネル番号及びADCE/GDCEチャネル番号間の対応表を保持するものとする。

 

I.5.1.2 受信可能状態及び受信不能状態

 

各システムは個別な受信可能表示及び受信不能表示に応答することができなければならないため、ISO 8208インタフェース及びADCE/GDCEインタフェースの管理方式は独立型運用とする。

 

I.5.1.3 Mビット・シーケンスの処理

 

注)DATAパケットのシーケンシングにはMビット処理を適用する。

 

I.5.1.3.1 Mビット処理

 

注)DTE/DCEインタフェース上で使用するパケットサイズは、ADCE/GDCEインタフェース上で使用するものとは異なる可能性がある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION