a)各パラメータ値内のビットの順番は、添字数字により示すものとする。ビット1は、最下位ビットを示す。
b)ビットはオクテット単位で送信するものとし、パラメータIDで始まり、また、各オクテット内部では(表に示すように)最右端のビットを最初に送信するものとする。
注)XIDパラメータは、DLSサブレイヤのCTRLレームから抽出されてLMEに送信される。
3.7.3.3.1 パブリック・パラメータ
3.7.3.3.1.1 一般的パブリック・パラメータ
一般的パブリック・パラメータのXID情報フィールドは、ISO 8885に定義のように符号化し、更にプライベート・パラメータのデータリンク層サブフィールドもISO 8885に定義のように符号化するものとする。そのフォーマットIDである16進値82を(3.4.2.2項により)使用して、ISO 8885内に識別されたパブリック・パラメータ・リストを特定する。VDLは、16進値80のパブリック・パラメータ・グループIDを使用して、パブリック・パラメータの折衝を指示するものとする。パブリック・パラメータセットIDは、他のパブリック・パラメータが含まれている場合はCTRLフレーム内に導入するものとし、他のパブリック・パラメータが含まれていない場合はCTRLフレーム内に導入してはならない。VDLモード3システムに適用するのはパブリック・パラメータ固有識別予てパラメータセット識別子としても知られる)、最大情報フィールド長-送受信(N1)、送達確認タイマ(T1)及び最送信試行(N2)のみとする。
3.7.3.3.1.2 モード3のパブリック・パラメータ
3.7.3.3.1.2.1 モード3のパブリック・パラメータセット識別子
モード3のパラメータセットは、以下の表3-61により符号化したISO IA5の文字列8885:1993:Mode3”により識別するものとする。モード3のパブリック・パラメータのどれかを送信する場合はいつでも、このパラメータを導入しなければならない。これは、ISO 8885により送信する最初のモード3パブリック・パラメータとする。