3.6.5.4 ダウンリンク・データ送信遅延
航空機は、予約応答を受信した後、次のMACサイクル内のスケジュールされたタイム・スロットでV/D(データ)バーストの伝送を開始するものとする。
注)ダウンリンク・データ伝送遅延の最も緊迫した事例は3T構成の場合である。この場合、伝送は、受信した予想応答のタイム・スロット開始時から測定した150ms以内に行う必要があるかもしれないからである。
3.7 リンク管理エンティティ(LME)サブレイヤ(モード3)
3.7.1 サービス
LMEサブレイヤは、ローカルDLSとリモートDLSとの間のリンク確立/解除サービスを提供するものとする。このサブレイヤは、リンク状態情報をサブネットワーク依存収束機能(SNDCF)、DLS及び音声ユニットに転送するものとする。
3.7.2 運用方式
LMEは、次の方式を支援するものとする。
・リンク確立
・リンク変更
・回 復
・リンク解放
・ハンドオフ
3.7.2.1 リンク確立
モード3のリンク確立手順は、次の3つのフェーズで構成するものとする。
・網初期化
・網加入
・初期リンク均衡