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Golay符号化器の固有定義は次のとおりとする。

 

12ビットの入力ビット・シーケンスを列ベクトルxとし、24ビットの出力シーケンスは列ベクトルyとするとy=xGとなり、行列式Gは以下のように与えられるものとする。

 

119-1.gif

 

注)拡張されたGolay符号は、3個以下のビット誤りを持つどんな誤りパターンの訂正ができ、かつ、4ビット誤りのパターンの検出も可能となる。

 

2.5.3.3 送信機Ramp Down

 

送信機パワーは、最後のシンボルの終了後で2シンボル期間以内の-60dBc未満とする。

 

送信機が“off”状態にある場合の送信機パワー漏洩は、-83dBm未満とする。

 

注)アンテナ放射信号については、RTCA/DO-160Dの第21節、カテゴリHを参照する。

 

2.5.4 管理(M)バースト・ダウンリンク

 

Mダウンリンク・バースト(3.5.2.1.3項)は、トレーニング・シーケンスとそれに続くシステム・データ及び送信機Ramp Downの3つのセグメントで構成されるものとする。

 

2.5.4.1 トレーニング・シーケンス

 

Mダウンリンク・バーストのトレーニング・シーケンスは、以下の2つのコンポーネントで構成されるものとする。

 

・送信機Ramp Up及びパワー安定化

・同期及び不定状態の解消

 

 

 

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