日本財団 図書館


・SSRモードS及びVDLモード4の研究

SSRモードS拡張スッキタ及びADS情報伝送に関するVDLモード4の将来の役割についての報告が、AMCP及びSICASP事務局からAMCP及びSICASPに対して行われたが、これに関するコメントが出されておらず、SICASPは、99/05までにレビューを行うこととなっている。

・A/1項目の確認

WG/D9でのA/1項目(21件)についての確認を行った。

 

2.3.2 議事項目2(周波数マスク)

 

AMCP/5における、VDLとAM-DSBの無線機の干渉に関する検討結果は、VDL無線機と隣接する多くの周波数に対して容認できない効果があることが示され、以下の結論が出された。

・現行RF SARPsでの118.0〜137.0MHzにおけるディジタル・システムのImplementationは、現在のAM-DSB無線機に多大な干渉問題を生じる

・RF SARPsにおける、VDLマスクの強化が要求される

Annex10におけるVDL SARPsのモード2及びモード3の共通化をはかる目的でWG/BとWG/Dの合同会議を開催した。

RTCA SC172から以下の2つの提案が報告された。

・SARPsを変更しないでそのままにしておき、周波数計画を明確にすることで有効なものにすることができる

・一般的な周波数計画基準ができるように現行周波数マスクを改善する

WG/Dでは、現行AM-DSBシステムの保護をVDLモード3に導入する事が重要であること、そして、その問題を早急に解決する必要があることを確認した。

 

2.3.3 議事項目3(ボコーダ選定)

 

ボコーダ・サブグループは、ボコーダの技術選定進捗のレビューを行った。この中には、モード3SARPsに要求される基準設定と特許の項目も含まれていることが報告された。

サブグループでは、以下の項目について検討を行った。

・前回会議からのアクション・アイテム・レビュー

・ボコーダ選定のレビュー

・特許関連

・ドラフトSARPsへの取り込み

・今後の作業

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION