シート91
3 心をこめて話す
話す場合には、言葉は同じでも、話し方や雰囲気、話し手と聞き手の信頼関係などにより、その受け止め方はかなり異なるものです。面接応対においては、相手にきちんと受けとめてもらえるような効果的な話し方をする必要があり、次のことに注意しましょう。
1]親切な態度で
相手の身になって、誠意をもって話す態度が最も大切です。
2]礼儀正しい態度で
人間はお互いに対等です。威張ったり、自分の意見を押しつけてはいけません。また、相手を気まずくさせないように気を使いましょう。
3]親しみのある態度で
落ちついて、しかも気軽で親しみのある話し方をしましょう。きちんと相手に目を向け、ゆとりを持って話しましょう。そわそわしていては相手が不安になります。
4]理解を確かめながら
相手が理解、納得できたかどうか注意深く確かめながら、話しましょう。もし、誤解が生じた場合には、なぜそうなったのかを反省しましょう。
5]気持ちよく終える
時間を無駄に使うことなく、できるだけ早く相手の目的を理解し、簡潔に、要領よく応答したり、説明したりするように心がけましょう。用件が終わったら、適切なあいさつをするなどして、相手に気持ちのよい印象を与えるように終りましょう。