11 OJTの特徴に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
1]個人個人の特性に応じたキメの細かい指導ができる。
2]OJTと仕事とは一体となって行われることから、業績の向上に直接つながる。
3]仕事を通して、あるいは仕事に関連して行うことから、実践的な教育ができる。
4]上司と部下の間で感情的なしこりを残さず、理性的に行うことができる。
12 OJTを推進する際の阻害要因に関する次の記述のうち、誤りはどれか。
1]忙しい職場にはOJTは適していない。
2]OJTの推進施策が不十分である。
3]管理者はOJTの意義や方法についての認識が低い。
4]上司は自分の優位性を保持するために、OJTを行わない場合がある。
13 権限委譲の際の留意点に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1]権限を委譲する際には、部下も実施責任を負うべきことをよく理解させる。
2]委譲する仕事のレベルが、部下の能力よりも高ければ高いほど育成効果が大きくなる。
3]権限を委譲する場合には、部分的ではなく、全面的に委譲することが好ましい。
4]権限を委譲したとしても、失敗させてはならず、たえず報告を求めるなどキメ細かく管理する。
14 部下をしかる際の留意事項に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1]全員の前でしからない方がよい。
2]失敗やミスをしたら必ずしかる。
3]部下に反省の態度がみえてくるまでは、繰り返ししかるのがよい。
4]前から注意しようと思っていたことも含めて、まとめてしかるのがよい。
15 部下をほめる際の留意事項に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1]ほめると部下は増長するので、あまりほめない方がよい。
2]あまりほめると上司の権威を失墜することがあるので、部下が特別な業績を上げた場合にだけほめる方がよい。
3]部下全員の前でほめると、その他の部下を叱責する効果をもつのでやめた方がよい。
4]直接ほめるだけでなく、他人を介してほめることも効果的である。
16 部下に教える場合、部下の能力や意欲といった面での成熟度が高くなるにつれて、教え方を変えることが望ましいが、その順番として、妥当なものはどれか。
ア 概要を教えるだけで細部は本人の努力にまかせる。
イ 細かいことをていねいに教える。
ウ 基本的な考え方だけ示し、後は本人に考えさせる。