2]OJTでは上司の能力を超えて成長させることはできない。
3]OJTでは組織風土の殻を破って成長させることはなかなか難しい。
4]OJTは仕事やノウハウを覚えさせるのには効果的であるが、それ以上は期待できない。
6 OJTの実施時期に関する次の記述のうち、最も妥当なものはどれか。
1]実施時期を計画的に決めて集中的に行うことが基本である。
2]指導・育成のニーズを発見したとき、直ちに実施するのがOJTの基本である。
3]計画的に実施しつつ、日常的に気づいた点はタイミングを図って実施することが望ましい。
4]OJTを実施する時間を毎日きちんと設定して、実施することが望ましい。
7 OJTの方法に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1]教えることがOJTである。
2]上司の日常の率先垂範はOJTとは言えない。
3]上司と部下の関係において、部下が成長するあらゆる方法を利用することが望ましい。
4]部下を仕事や自己啓発へと動機づけることは、教育とは言えないのでOJTではない。
8 経験の効用に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
1]経験することによって自分の知識や能力が確認できる。
2]経験は問題解決学習となることから実践的な能力が向上する。
3]経験させることは試行錯誤的に行われて無駄が多く、普遍的な論理や知識を学習させる方法には及ばない。
4]経験によって部下は新たな自己啓発目標を得ることもできる。
9 上司の率先垂範に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
1]あまり細かくまた厳格に行えば部下がついていけず、かえって反発を招くことがある。
2]部下の態度が悪いときなどには、これみよがしの率先垂範が功を奏することが多い。
3]上司の態度や行動に一貫性がなければ、部下に対する教育効果は期待できない。
4]上司の態度や行動はあくまで上司のものであって、それを部下に押しつけようとすることは適切とは言えない。
10 OJTと集合研修の比較に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
1]原則、基準、体系的な知識の習得には集合研修が適している。
2]仕事のノウハウの継承にはOJTが効果的である。
3]OJTは研修の専門家ではない現場の管理者が実施することから、集合研修に比べると評価が困難となる。
4]OJTは仕事の後継者の育成に大きな効果を発揮する。