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6 部下の成長を評価する

 

部下が自己啓発によって得た成果に対しては、監督者は見逃さずに認めるようにしましょう。さらに、その成果を実際の仕事の上で活用できるように配慮してやれば、部下の自己啓発意欲は一層高まります。そして、それは将来に向かっての新しい成長目標の設定へとつながっていきます。

 

7 監督者が率先垂範する

 

自己啓発は、他から強制されてやるものではありません。本人の本心からの納得が必要になります。監督者が自らは自己啓発に努めず、口先だけで部下に自己啓発を迫っても、説得力に欠けます。監督者自らが、意欲的に自己啓発に取り組んで率先垂範することが大切で、その姿を部下に示すことによって、初めて部下も感化され、やる気が生まれてくる可能性があると言えます。

 

 

 

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