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・失望させないように

しかり方が悪いと、自分はこの仕事に不向きではないかとか、自分には到底できそうにもないというように、部下に自信をなくさせてしまいます。あくまで、しかる目的は部下に「今度こそはうまくやろう」という気持ちを起こさせることなのです。

・具体的な事実をしかる

なんでしかられているのかを部下がわからないようでは、部下も反発します。具体的な事実に即してしかることが大切です。決して、部下の人格や価値観をしかってはいけません。

・しかった後に励ます

しかるだけではなく、最後には励まし、期待していることを伝えて、自信を持たせたり、仕事や自己啓発への動機づけを図ったりして終えることが大切です。さもないと、しかることが部下の意欲を失わせるだけの結果しか生み出さない可能性があります。

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