(5)上司や部下が仕事から離れたとき
・上司が出張等で不在となるとき
・上司が出張等から戻ってきたとき
・部下が出張等で不在となるとき
・部下が出張等から戻ってきたとき
(6)意図して経験の場を提供するとき
・部下を会議等に同行させるとき
・部下を会議等に代理で出席させるとき
2 効果的な機会
OJTを行う機会としては、上記のような機会が考えられますが、そのような機会の中でも、部下が他に気持ちがとられているようなときには、いくら管理者がOJTを行ってもその効果が上がりません。
これに対して、たとえば難しい仕事や新しい仕事を与えられて、自分の能力不足に悩んだり、仕事の遂行に意欲的になったりしているときには、管理者からのOJTを受け入れやすい心の状況にあるといえます。管理者は、部下の気持ちを考え、効果的にOJTを行える機会を活用することが大切です。