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・When:指導時機の決定

仕事に関する能力の向上をねらいとしたOJTは、それに関係した仕事をしているときに実施するなど、OJTの内容や方法に適した時機を考える。

・How:指導方法の決定

指導する能力の向上にもっとも適した方法や手段を考える。

 

3 仕事と部下の理解

 

OJTの実施に際して特に留意すべきことは、部下の理解と納得です。上司がいくら部下の能力を開発しようとしても、部下がその気にならなければ高い効果は望めません。OJTの計画の作成に当たっては、部下とよく話し合い、部下の希望や都合等を聞いて作成する必要があります。

このようなことから、OJTを効果的に行うためには、仕事と部下をよく理解する必要があります。特に、部下には一人ひとり個性があり、その能力、意欲、態度、欲求等は大きく異なります。部下は十人十色であるということを強く意識して、その理解に努めることが大切です。

 

 

 

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