シート34
同僚などとの連絡、協調
組織内の連絡をスムーズにし、協調的な環境を作るためには、次のような点に注意する必要があります。
1 組織の一員としての自覚を持つ
・組織での仕事は他の人との連携や協力の下に行われることを認識しているか。
・組織全体における自分の立場と役割をよく認識しているか。
・同僚や関係部署の人たちに対して、つまらぬライバル意識、対立感情を持っていないか。
・同僚や関係部署の業務に対して、支援できるにもかかわらず、見て見ぬふりをして、自分の負担になることを避けていないか。
2 仕事についてよく連絡する
・あらかじめ連絡せずに、急に協力を求めるようなことはしていないか。
・お互いの業務計画を知らなかったために、計画を実施する途中で、他部門の計画と摩擦を起こしたりすることはないか。
・職場の連絡会議などを十分に活用しているか。
3 同僚や関係部署の人たちの立場を理解し、尊重する
・自分一人の判断だけで行動し、同僚や関係部署の人たちに迷惑をかけていないか。
・部下や他人の前で、同僚や関係部署の人たちの批判をしていないか。
・相手に依頼するとき、やってくれるのが当然というような態度や言葉で接することはないか。
・会議の席上などで、相手の立場を無視する発言や態度をとることはないか。
・意見を交換するとき、自分の立場に固執するようなことはないか。
・仕事に役立つ情報を提供し、助言しているか。
4 積極的に人間関係を良くするように努める
・同僚や関係部署の人たちから仕事や人間関係についての相談をもちかけられたとき、快く助言したり協力したりしているか。
・同僚や関係部署の人たちの批判や意見によく耳を傾け、自分の非は率直に認めるようにしているか。
・平素、仕事のこと以外でもよく話し合うようにしているか。