シー卜29
1]個室方式
・職員の職務分担が明確で、職務遂行に高度な専門能力・創造力を要する職務に適している。
・実績により職員を評価することが比較的容易で、職務遂行方法などを監督する必要性が薄い職務に適している。
・自らの専門性を最大限発揮し、個人としての実績を残したいという専門職志向の人は、個室方式を好む。
以上のように、職務内容や職員の動機付け要因に応じて、望ましいレイアウトは異なります。ところが、実際にはこうした相違を考慮することなく、組織全体に画一的なオフィスレイアウトを取ったり、漫然と従来のレイアウトを踏襲している職場が多いようです。また、職員各人の意見を聴取することなく、キャビネットや机の配置などを決めてから、職員の配置を決めている職場も少なくありません。