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シート14

 

(4)権限と責任の原則

○各職員に対して、課せられた仕事を遂行すべき責任と、仕事を遂行するのに必要な権限が明確に決められていること。

○各職員に与えられる権限の範囲と程度は、課せられた責任の性質と範囲に合致していること。

(上記1(8)〜(10)の現象は、この原則に反しているためです。)

 

ただし、以上の組織の原則は、通常の場合にとられるべき基準ではありますが、どんな場合でも適用できる絶対的なものではなく、画一的な適用は避けなければなりません。組織を取り巻く環境は常に変化し、組織が実施する業務も絶え間なく変化します。また、構成員は、機械のようにいつでも、一定の能力を発揮するとは限りません。したがって、監督者は、このような状況の変化、職員の適性を考慮して、最も効果的な組織運営を心掛ける必要があります。組織の原則を考える場合には、常にこのことを念頭において、柔軟な考え方や態度で臨むことが大切です。

 

 

 

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