この中で、事業手法については、国による公共事業での整備を基本とするが、公共事業では目標とする供用開始時期(現在建設中の響灘ハブポートや新北九州空港の整備状況に合わせて2005年を目標)が遅れると判断される場合には、官民で組織する「関門海峡道路調査会(仮称)」を設けPFIの調査・研究も想定するとの意見も呈している。
もう一つは、市役所内部の取り組みである。
北九州港は環黄海圏のハブポートとして中枢国際港湾に位置付けられ、若松区響灘地区において、水深15メートルの岸壁、2バースを擁する大水深コンテナターミナルの第1期事業地区の整備整備事業が進められている。
北九州市としても、国際物流拠点都市“北九州”をめざし、関連するインフラ整備を進めているところであるが、第2期以降の整備を進めるに当たって、PFI導入の可能性を調査する予定である。